恐山へ向かった順蔵爺のタマシ
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
昭和三十八年から五十年ほど前のこと、小目名でトシヨリ病に伏していた七十歳過ぎの畑中順蔵という爺さんが死ぬ前の晩、順蔵の家からタマシがピラッと出た。それは妹の家に寄って入り、十分ほどしてまた外へ出ると、恐山の方へ向かって音もなく見えなくなった。そのときは幾人もが見ており、「あれ、タマシが来た。タマシだから、だまって見ていろ」と言い合って、みなで見送っていたという。小目名では怪音も怪火も幻の姿も、ひとしくタマシと呼ばれ、人魂や火の玉という言葉は使われていなかった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
種別から探す
むつ市の伝承
広告枠(AdSense)