イタコが呼んだ戦友荒川の霊
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どんな伝承か
著者は恐山でイタコに知り合いの霊を呼んでもらったことがある。七十歳を過ぎたイタコは菩提樹の実の数珠をかき鳴らし、津軽弁とも南部弁ともつかぬ呪文を唱えたのち、「このホトケさん、ぽっくり死んだだな。何も苦しんでいない。でも血だらけだ。大きな眼鏡をかけているな」と告げた。著者はすべて正しいと認めた。呼んだのは中国大陸の戦闘で死んだ戦友の荒川であった。荒川はしきりに悔しいと繰り返し、誰も恨んではいないがもっと生きたかったと強調し、著者の家族や仕事、二人しか知らない事柄にも触れ、八月と十月と十二月は事故と病気に気をつけろと言い残した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・1970年代~1980年代)
奇怪なお菊人形(心霊大全)/心霊写真と自殺者の霊/北海道の怪奇現象/憑依と祟り/中岡俊哉の心霊蒐集
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むつ市の伝承
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