恐山で戦死した友と再会する
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
日本各地に死者のふるさとと呼ばれる場所はあるが、不気味さでは青森県下北半島の霊場・恐山にまさるものはないという。著者が初めて恐山を訪ねたのは十数年前で、硫黄の匂いをかぎながら樹海の山道を下ると、いぶし銀色の死水をたたえた宇曽利湖が目に入った。強い印象を残したのはイタコの存在である。最初に訪れたとき、著者は中国大陸で戦死した友人の霊を招いてもらった。盲目の老婆が菩提樹の実の数珠をかき鳴らし、死者の年恰好や死に方を言い当てたのち、「よく来てくれたなあ」と戦友の言葉で語り出し、二人しか知らない事柄にも触れたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1980年代)
祖父の霊を見る(霊魂の謎/タナトロジー)/心中未遂と蘇生体験/物体化した死者の霊/死後の世界と臨死/タナトロジー(死生学)入門
種別から探す
むつ市の伝承
広告枠(AdSense)