片目で見ねばならぬ下海瀬の遺跡
どんな伝承か
入ると祟りのある土地の言い伝えは町内から集まらなかったが、それに近いものとして下海瀬の話が挙げられている。下海瀬では、特別な遺跡などを見るときには片目をつぶって見なければならず、そうしないと目がつぶれるおそれがあるという。
原典より
強いて言えば、下海瀬の特別の遺跡などをみるときは、片眼をつぶってみる、眼のつぶれるおそれがある。—— 佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐久町誌 民俗編――俗信(佐久町(編)・佐久町誌)
『佐久町誌 民俗編――俗信』は、十石峠から横岳に及ぶ佐久町の町誌のうち、町内の俗信を扱った民俗編の一部である。大日向・余地・高野町・上区・花岡など各地区で採集した天候や作柄、火事や死の予兆、夢と縁起、易者や戸隠神社の御籤による占い、厄病よけや雷よけのまじない、死や産にかかわる忌み、ものもらいの民間療法などを記す。予知(予兆)・占いと呪い・物忌み・民間療法の節に分け、項目ごとに地区の言い伝えを地区名とともに並べる。