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寝釈迦を起こすと死ぬ

所在地茨城県取手市寺田(上郷集会所)
年代不明
登場寝釈迦を動かした村人二名
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

寺田の上郷集会所の脇の堂には、珍しい寝釈迦が安置されている。年中寝ていては背中が痛かろうと、そっと起こした人はすぐに熱病にかかって死んでしまった。二度目に、自分が起こしますと言って持ち上げた人も、腸チフスにかかって二、三日で死んだという。それ以来、年寄りたちも誰もが怖くなって触らなくなった。寝釈迦を起こすと雨が降るとも言い伝えられている。隣には石臼観音があり、石臼に腰かけて願うと子が産まれるという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市が編んだ市史民俗編のうち、俗信の末尾と「伝説」の節を収めた部分である。市内各地区での聞き取り調査で集めた語りを話し言葉のまま書き起こし、一部は『取手町郷土史資料集』から抜粋して、将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐や化け猫、幽霊、タマセなどの話を収める。将門伝説を別格として先に置き、続いて市内各地の伝説、祟りのある田や山の話を並べる。

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