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位牌の布に浮かぶ無縁仏の顔

所在地茨城県取手市
年代現代(六月)
登場依頼した奥さんと子供達、僧侶
出典取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異

どんな伝承か

取手市のある家で、六月の初め、亡き主人の位牌にかけた白布に薄墨で描いたような人の顔が浮かび上がった。母親が最初に気づき、子供たちに尋ねると以前から見えていたという。僧侶が調べると、八十近い老人と赤ん坊、着物姿の娘の顔が見えた。戸籍を調べたところ、供養されていない先代の老人、夭折した赤ん坊たち、行きずりで子を産み若くして死んだ娘がいたことが判明し、供養すると約二カ月で顔は消えたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史)

『取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異』は、取手市が編んだ市史民俗編のうち、俗信の末尾と「伝説」の節を収めた部分である。市内各地区での聞き取り調査で集めた語りを話し言葉のまま書き起こし、一部は『取手町郷土史資料集』から抜粋して、将門と桔梗御前の伝説、地蔵・社寺・樹木の伝説、狐や化け猫、幽霊、タマセなどの話を収める。将門伝説を別格として先に置き、続いて市内各地の伝説、祟りのある田や山の話を並べる。

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顔布位牌無縁仏供養

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