洞窟を抜けて赤だくれになった犬
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
日頃市町の鷹生川に架かる岩村橋を渡ると、石灰洞の洞窟がある。いわゆる関谷洞窟で、古くから先住民の居住地として考古学上の調査対象となってきた。いつのことか知るよしもないが、あるときこの洞窟の深さを知ろうとして、入口から屈強な犬を奥へ放ったことがあるという。何日かかったかは不明だが、その犬は反対側の出口から無事に出てきた。その出口は三陸町綾里崎であったという。犬は狭い通路や岩肌を潜り抜けてきたためか、全身が赤だくれになり、体毛はことごとくすり切れていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大船渡市史 第4巻(民俗編)――伝説(大船渡市(編)・大船渡市史・自治体史(民俗))
『大船渡市史 第4巻(民俗編)』一節所収の伝説。岩手県大船渡市の木石・山・坂洞穴塚・水部・長者旧家・社寺・地名の伝説を採録する。
種別から探す
大船渡市の伝承
広告枠(AdSense)