仲間と連れだつ小平潟天神参り
どんな伝承か
天栄村では村外の神仏への参詣も盛んであった。一二、三歳のころ、仲間と連れだって小平潟の天神様(猪苗代町)へお参りをしたという話が伝えられている。村内の天神講では、更目木で正月二十五日に子供たちが宿に集まって天神の軸物を掛けて拝み、大槻や湯本では祭壇に灯明とご飯を供えて唱え言をし、高林では六月二十五日の天神祭りに小学生の相撲があった。馬の神では小野町の東堂山満福寺や鏡石町久来石の馬頭観音へも参るなど、村外への参詣は各種行われていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術(天栄村(編)・天栄村史・自治体史(民俗))
『天栄村史 第4巻(民俗編)』第六節ほか所収の憑依と怪異・呪術・神社伝承。福島県天栄村に伝わる信仰と怪異を採録する。