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仲間と連れだつ小平潟天神参り

所在地福島県岩瀬郡天栄村天栄
年代不明
登場十二〜十三歳の子供
出典天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術

どんな伝承か

天栄村では村外の神仏への参詣も盛んであった。一二、三歳のころ、仲間と連れだって小平潟の天神様(猪苗代町)へお参りをしたという話が伝えられている。村内の天神講では、更目木で正月二十五日に子供たちが宿に集まって天神の軸物を掛けて拝み、大槻や湯本では祭壇に灯明とご飯を供えて唱え言をし、高林では六月二十五日の天神祭りに小学生の相撲があった。馬の神では小野町の東堂山満福寺や鏡石町久来石の馬頭観音へも参るなど、村外への参詣は各種行われていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術(天栄村(編)・天栄村史)

『天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術』は、岩瀬郡天栄村が編んだ村史のうち民俗を扱う巻である。第八章「信仰伝承」では、旧村ごとの鎮守と鎮守以外の神々、寺院・仏堂・修験、家や生業の神々、道切りなどの呪術と禁忌、口寄せをするワカドノ、キツネツキ、オシンメイサマ、小豆洗いなどの妖怪、講を扱う。『白河風土記』や明治十一年の神社明細帳の記載と土地での聞き書きを照らし、近世から近代への移り変わりを記す。

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