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虎岩へ飛んだ火の不動

所在地宮城県白石市下戸沢(虎岩)
年代天正十九年(1591)
登場出羽の殿様
出典宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書――伝説・怪異

どんな伝承か

もとは参勤交代の折、出羽の殿様が藩内安全を願って造った不動尊で、天正十九年に山形の米沢から移された。ところが火災に遭い、そのとき本尊だけが虎岩の上に飛んだので飛不動という。火を背負う火の不動である。霊験あらたかだとして再び建立されたが、嵐で堂の後ろの欅が倒れた。それでも本尊は助かったのでますます霊験があるとされ、兵隊時代は武運長久、また家内安全や災難救助の神として信仰された。虎岩には不動が飛びついて赤くなった火焔の跡があり、夜な夜な変な光を発したので、村の人達は恐れおののいて信仰したという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書――伝説・怪異(民俗調査報告)

『宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書』所収の伝説・怪異・口承文芸。奥州白石川沿いの下戸沢に伝わる怪異と信仰を採録する。

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