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将門の臣大炊豊後守の大山城

所在地茨城県取手市寺田(大山城)
年代天慶三年
登場大炊豊後守、平將門、大山城主・将門の臣、豊後守の主君
出典相馬伝説集

どんな伝承か

大山城は大炊豊後守の居城であった。豊後守は平将門の家臣で、勇猛にして武功を立てた豪の者として知られる。将門の戦いの折には弟の丹後守とともに大山城を固めていたが、将門の戦死を聞くと城を捨てて千葉へ逃れ、兄の豊後守は久寺家に、弟の丹後守は柴崎に住みついて農民となり、今もその子孫がいるという。編者が子孫の大井氏の家を訪ねると、天慶三年の位牌と遺物があり、頸天神という天神社も祀られていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・1922年(大正11年))

『相馬伝説集』は、寺田狂花が著し、大正十一年二月の自序を付した下総相馬地方の伝説集である。北相馬郡の小文間・布川・取手・守谷などを中心に、平将門や一色宮内にまつわる伝承、寺社の縁起、城址や墓碑、相馬霊場の札所を記し、猿島郡・結城郡・東葛飾郡などの伝説にも及ぶ。巻頭に緒言と坂巻湖舟の序・自序を置き、「△」を付けた小項目を土地ごとに並べ、『相馬日記』『下総旧事考』などの記事を引き、相馬の俗信も書き留めている。

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