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蓑を借りに来るミカハリ婆

所在地神奈川県横浜市
年代旧暦十一月下旬〜十二月上旬の事八日前
登場—
出典暮しの中の妖怪たち

どんな伝承か

民間伝承である「事八日」には一つ目小僧が現れるとされ、川崎市の北部では、この日門口に目の多い籠を出しておくと一つ目小僧が驚いて逃げていくと伝えられている。千葉県では旧暦十一月下旬から十二月上旬の事八日前の十日間を「ミカハリ」といい、この間に一つ目小僧とともに老婆の妖怪がやってくるとされ、これを「ミカハリ婆」と呼んだ。横浜では「ミカリ婆」と呼ばれ、蓑を貸してくれと戸を叩いて歩くとされ、戸口に団子を挿しておくと妖怪はぶつぶつ言いながら帰っていくのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

暮しの中の妖怪たち(岩井宏実・岩井宏実・民俗学・1986年(昭和61年))

『暮しの中の妖怪たち』は、岩井宏實が昭和六十一年に著した妖怪の概説書である。鬼・天狗・河童から山姥、産女、雪女、怪火、ザシキワラシ、化け猫、狐狸、幽霊まで、各地の伝承や古典・絵画に見える妖怪を一つずつ取り上げ、その姿と仕業を説く。第I章で個々の妖怪を紹介し、第II章で妖怪の性格、出現の空間と時、正体を論じ、巻末に著者が資料とした妖怪の本の一覧とあとがきを置く。

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一つ目小僧団子

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