トップ > 島根県の伝承 > 出雲市

移された荒神の御神体の椎の木

所在地島根県出雲市大塚町(黒目荒神)
年代不明
登場黒目荒神を祀る三軒
出典島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの

どんな伝承か

大塚町の黒目の荒神さんは、本家を含む三軒の同族で祀られている。御神体は大歳神社のそばに立つ椎の木で、もとは西の町内にあったものを、粗忽が起きてはならないという理由から今の場所へ動かしたという。祀りは年に一度、十一月から十二月にかけて注連縄を掛け替える形で行われる。日取りは定めず、それぞれの家の都合で決める。当日の午後、三軒が当番の家の納屋に集まって藁で蛇をこしらえ、棒に担いで運び、木に巻きつけたうえで、御幣を差した竹を三本立てて拝み、当番の家へ戻ってふるまいを受ける。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの(出雲市(編))

『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの』は、出雲市大塚町の民俗調査報告書のうち、「XII 村の神」の章と「XIII 年中行事」の章の冒頭を収めたものである。氏神の大歳神社の祭りと由緒書、同族神・屋敷神・屋内神、札うち、講、寺、俗信、キツネに憑かれることを「サバラレル」と呼ぶ憑きもの、民間療法を、昭和五十七年ごろの聞き書きで記す。年中行事は正月準備から一月十一日の鎌初めまでで、文の途中で切れている。

種別から探す

荒神椎の木同族神障り御神木

出雲市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『島根県出雲市大塚町民俗調査報告書――俗信・憑きもの』の伝承