方角神と荒神を怒らせた罰
どんな伝承か
上五明で、屋敷から見て悪い方角に建物を普請したため、金神さま(毎年方角がふさがる神)や大将軍(五年ふさがる神)の罰が当たったことがあった。また同じ上五明では、かまどの神である荒神さまの祀られている所を勝手にいじり回して、罰を受けたこともあったという。
原典より
上五明で、屋敷の悪い方角に、普請をしたため、金神さま(毎年ふさがり)、大将軍(五年ふさがり)の罰が当たった。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌)
『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』は、長野県坂城町の町誌上巻(自然編・民俗編)から、民俗編の数章を抜き出したものである。祟る所や神罰、ヒトダマ・狐火などの怪異、魔除け、植物の禁忌といった俗信を地区ごとの事例として番号を付けて並べ、続いて甘利さま、天田長者とほうず池、苅屋原の七不思議、貉和尚、夜泣き石など三十余りの伝説を収める。伝説の章は調査員の調査をもとに、以前の調査記録も二、三篇併せて載せる。