徳川家由来の伝説
どんな伝承か
平塚市の旧市内、松原・崇善・富士見の各地区では、二十四名の話者から昔話・世間話・伝説あわせて百以上の話が採録された。伝説にはその土地に特定の場所と結びついたものが多く、徳川家に由来する言い伝えや、番町皿屋敷のおきくさんにまつわる話、国府祭に関する伝承などが、この地域の特色を示す話として語り継がれてきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
平塚市史民俗調査報告書 7
『平塚市史民俗調査報告書 7』は、平塚市の市史のための民俗調査報告書の第七冊のうち、第六章「話と心意」の一部である。旧市内の松原・崇善・富士見地区で聞き取った俗信を、予兆・禁忌・呪法・民間療法に分けて一行ずつ列挙し、天気や夢、厄年、病の手当てにかかわる言い伝えを収める。続く昔話・世間話・伝説の節では概況として、話者の顔ぶれ、語り出しと結末の句、伝承の場、須賀の頓狂話などの地域の特色を述べる。