鬼の首塚と千本幟
どんな伝承か
鬼の首塚では長さ約一〇センチの白い紙幟を片側五〇〇〇本ずつ両側に塚から国道へ向けて立てる千本幟の習俗があり、頭痛の平癒を祈願し治った者が立願果たしに幟を奉納したと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
御嵩町史 民俗編
『御嵩町史 民俗編』は、御嵩町の町史の民俗編のうち、第一〇章「物語・伝説」の冒頭の二節を収めたものである。第一節は、正治元年のころ上之郷の洞穴に住んだという鬼「関の太郎」の退治譚とその異説、鬼の首塚・胴塚・手塚・首洗い池の今の様子、幕末の俳人五歩が記した東濃鬼ヶ窟の由来を載せる。第二節は、御嵩で盲目の女性遊芸者を「ごじょ」と呼んだいわれと、明治以後の暮らしを記すが、途中で切れている。