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お笑いと唱えて社前を回る笑い神事

所在地兵庫県西脇市下戸田(八幡神社)
年代10月15日
登場武内大臣、胎中天皇、由来譚の人物、由来譚の人物(八幡宮の祭神)
出典日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗

どんな伝承か

兵庫県西脇市下戸田の八幡神社では、十月十五日の祭りに笑いの神事が行なわれる。宮の頭人たちが八角黒塗りの棒を肩にかつぎ、右手に持った扇でこれをあおぎながら社前を三回まわり、「お笑いお笑い」と数回高い声で唱えて座に戻るのである。古老の言によれば、この式は武内大臣が胎中天皇、すなわち八幡宮の祭神を抱き奉った時の笑い声に倣ったものだという。

原典より

ここは八幡神社で、祭りは一〇月一五日、宮の頭人たちが八角黒塗りの棒を肩にして、右手にもった扇でこれをあおぎながら三回社前をまわり、「お笑いお笑い」と数回高声で唱えて座に戻るのである。—— 日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗(原田敏明・池上廣正・堀一郎ほか)

『日本民俗学大系 第8巻――信仰と民俗』は、原田敏明・池上廣正・堀一郎ら十二人の執筆者による論文集である。民間に伝わる神と霊の観念、家や村の氏神、職業の神、祭りの日取りと組織、憑きものや妖怪を題材に、各地の調査報告や古記録に見える事例を引いて論じる。原田の総説に始まる十七編からなり、後半では修験道・庚申信仰・キリシタン・新興宗教と民間信仰とのかかわりを扱う。

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