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曽地浄土寺の願かけ薬師と命の代償

所在地新潟県柏崎市大字曽地(浄土寺)
年代不明
登場曽地出身の嫁・某の息子と父
出典柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信

どんな伝承か

曽地の曹洞宗浄土寺の薬師如来は、祈ればさまざまな願いを叶えてくれるといわれる。曽地出身の嫁が、姑の病が治るなら自分の子の寿命を縮めてもよいと延命を祈願した。実家の母親が無理な願をやめるよう確かめたが、嫁は聞き入れず祈り続けた。しばらくして元気だった子は死に、姑は日に日に元気になって七年も長生きしたという。また、ある人の息子が幼いころ眼病で失明しかけたとき、父が自分の目と取り替えても治してほしいと願をかけると、父の目は次第に見えなくなり、息子の目はすっかり治ったと語られる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信(柏崎市(編)・柏崎市史)

『柏崎市史資料集 民俗篇(柏崎の民俗)――信仰と俗信』は、柏崎市史の資料集として編まれた民俗篇のうち、第四章「文化伝承」の信仰にかかわる部分を収める。柏崎市域のムラの神社とまつり、雨乞い・虫送りなどの祈願、家の神と屋敷神、民間小祠と路傍の石仏、寺と行事、修験、庚申講や米山講などの講を、聞き書きと「白川風土記」「神社明細帳」などの記録から記す。第六節「俗信」では予兆・占い・禁忌を分類して列挙し、昭和五十八年の熱田神社の年占の結果も載せる。

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延命身代り眼病薬師如来

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