物品引寄せ現象の真疑をさぐる
どんな伝承か
心霊研究家の橋本健が物品引寄せ(アポート)現象を論じる。仏像やぶどう酒、瑪瑙などが霊媒や信者のもとに突然出現する事例を挙げ、それらが地上の他所から引き寄せられたのか、地上以外から来たのか判然としないと述べる。米国の霊媒ラインハートが瑪瑙を千個も出した例なども紹介し、九九九人が偽物でも一人本物がいれば科学的事実だとして、物品引寄せは高次元を通る移動で説明できると説く。
原典より
まだまだ面白い話はたくさんありますが、心霊学的に考えてみますと、物品引寄せや、物品移動、物質の出現など、多くの心霊現象がたくさん起こっています。—— 四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異(橋本健・橋本健・超心理学・1966年(昭和41年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異(橋本健・橋本健・超心理学・1966年(昭和41年))
『四次元世界の神秘――超能力・超心理の驚異』は、橋本健が昭和四十一年に著した超心理学の解説書である。予知夢や虫の知らせ、テレパシー、物品引寄せ、念力、心霊現象を内外の事例と実験で紹介し、それらを四次元の世界観と相対性原理・不確定性原理で説明しようとする。後半では霊界通信の機械や潜在意識を論じ、希望の達成や富の獲得、心の病の治療への応用法を説き、あとがきで超心理学研究の進展を呼びかける。