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霊眼で見た亡きハック博士の写真当て

所在地神奈川県横浜市
年代伝承(口承)
登場ハック夫人、ハック博士、新樹、浅野和三郎、北米の女性心霊家(自動書記で応じた)、夫人の亡夫(霊視された霊)、著者の亡児(母にかかった霊)、実験した著者
出典心霊研究とその帰趨

どんな伝承か

昭和六年、北米の女性心霊家ハック夫人が横浜に着くと、浅野和三郎は亡き子の新樹を妻にかからせて、夫人に付く霊たちと交わらせた。妻の霊眼には、六年前に亡くなった夫ハック博士の姿が映った。それが幻でないかを試そうと、七月二十六日、浅野は妻と横浜のホテルに夫人を訪ね、二階の部屋を閉め切って二人を同時に統一させた。博士の言葉は妻の口から日本語で、新樹の言葉は夫人の手から英語の自動書記で出たという。覚めた夫人が十数枚の写真を並べて夫を選ばせると、妻はすぐ一枚を指し、霊眼の姿のほうがずっと老けていたと言った。写真は三十代のもので、博士は五十三で亡くなっていた。

原典より

妻は眼底に刻まれたる記憶をたよりに、ハック博士の寫眞と見受けらるゝものを立どころに指摘し、これとそつくりですが、たゞ靈眼でお目にかゝつたお姿の方がずつと老けて見えますと、言つた。—— 心霊研究とその帰趨(浅野和三郎・浅野和三郎・心霊科学・1934年(昭和9年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊研究とその帰趨(浅野和三郎・浅野和三郎・心霊科学・1934年(昭和9年))

『心霊研究とその帰趨』は、浅野和三郎が昭和九年に著した心霊研究の概説書である。昭和八年八月に浜寺海岸で開かれた夏期心霊講習実験会のための稿本をもとに、人体のエーテル体、幽界・霊界・神界、霊媒と精神統一、幽霊屋敷、物質化・霊言・自動書記・霊視・物品引寄・心霊写真・直接談話などの現象を、欧米と日本の霊媒の例を引いて説く。緒論と十三章からなり、第八章までは章末に参考書を挙げ、終わりの二章で心霊研究の教訓十五条と神霊主義の四大綱領を述べる。

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