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赤堀村の漢方医と狐憑きの家伝薬

所在地群馬県伊勢崎市
年代明治30年頃まで
登場ある漢方医
出典日本の憑きもの――俗信は今も生きている

どんな伝承か

明治二年に亡くなった群馬県佐波郡赤堀村のある漢方医は、狐憑きを癒す名人として知られ、家伝薬を持っていた。その薬は明治三十年頃まで子孫によって出されていたと、子孫自身が『上毛に於けるオサキ俗信資料』の中で報告している。江戸期には他にも憑きもの落としに真剣に取り組む医師や学者が各地にいたという。

原典より

明治二年歿した群馬県佐波郡赤堀村のある漢方医は、この狐憑きを癒す名人で、家伝薬があり、明治三十年頃まで出していたということを子孫の人が報告していられるが(上毛に於けるオサキ俗信資料)、…—— 日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・1959年(昭和34年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・1959年(昭和34年))

『日本の憑きもの――俗信は今も生きている』は、石塚尊俊が昭和三十四年に著した研究書である。狐・犬神・蛇などの動物霊が人に憑くという俗信と、それを操るとされる家筋について、全国の伝承と近世以来の文書を集めて論じる。出雲・隠岐・豊後・土佐では筋の家の割合や縁組の偏りを調べ、憑きもの落としの行法や家の神とのつながりまでを七章で追っている。

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