汽車が珍しく
どんな伝承か
このあたりで汽車に乗るには、二宮か、それから大磯、平塚へ出て行かなければならなかった。だから汽車はたいへん珍しいもので、遠足で汽車を見た子供らは「ああ、長持ちが煙を吐いている」などと言った。子供らが遠足から帰ってきたときには、それが語り話のようになったのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秦野市史 別巻 民俗編――伝説・妖怪(秦野市(編)・秦野市史・自治体史(民俗))
『秦野市史 別巻 民俗編』所収の妖怪・伝説(一〇〇話を七分類で収載)。神奈川県秦野市に伝わる口承を採録する。