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柴崎の愛宕様のいぼ取り才槌

所在地茨城県稲敷市柴崎(愛宕様)
年代語り手十二、三歳の頃
登場中坪の男性(明治43年生)
出典竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異

どんな伝承か

柴崎にある愛宕様は、こぶの神様、いぼの神様だといわれる。いぼのできた者は、ここから才槌を借りてきて患部を叩くとよい。語り手は十二、三の頃にいぼがいっぱいできてしまい、いぼ神様の才槌を借りてきたところ、不思議に治ってしまった。治ったので大工に新しい才槌を作ってもらい、借りた一つに新しい一つを添えて二つにしてお礼に返した。治ったら新しいものをもう一つ添えて返すのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書)

『竜ケ崎市史民俗調査報告書3(北文間・川原代地区)――伝説・怪異』は、竜ケ崎市史の民俗調査報告書のうち、北文間・川原代の両地区で聞いた伝説と世間話を収めた部分である。中沼の主のタニシや亀、ドウロクジンサマの大蛇、狐や狸に化かされた話、首切り田や底なし田、平将門の影武者、力持ちのジンシチなどを、明治・大正生まれの話者からの聞き書きで記す。話はムラごとに分け、話者の語りに準じて記して地区・性別・生年を添え、冒頭には話型名を付した昔話も含む。

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