願いの成否を占う太寧寺の重軽石
どんな伝承か
太田の太寧寺には、オモカル石、つまり重軽石と呼ばれる石仏がある。寺に参った人はこの石仏を持ち上げてみて、重く感じれば願いはかなわず、軽く感じれば願いがかなうという。人々はこの石仏を重軽大明神とも重軽さまとも呼んで、あがめてきた。
原典より
寺に参拝する人が、この石仏を持ち上げ、重く感じるときは願いごとがかなわず、軽く感じるときは願いごとがかなうという。—— 美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
美濃加茂市史 民俗編――伝説(美濃加茂市(編)・美濃加茂市史)
『美濃加茂市史 民俗編――伝説』は、美濃加茂市の市史民俗編のうち、第一三章「俗信」と、第一四章「伝説 昔話 世間話」の総説および第二節「伝説」を収めたものである。天候・農事・人事にかかわることわざと俗信、民間療法、樹木の禁忌を挙げたうえで、伊深・蜂屋・太田・三和など市内各地区に伝わる三度栗、龍宮さまの淵、火塚、山男、かぶと淵などの伝説六十四話を記す。昔話・世間話の節は含まず、伝説の多くは題に伝承地区の名を添える。