失踪も転落もキツネの仕業
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どんな伝承か
脇野沢では、キツネに化かされたという話を数多く耳にすることができる。これらを単なる笑話として片づけるのではなく、実際に起こった事件と考える立場から分類すると、失踪、転落、水難、盗難、病気、死亡、その他の異常行動に分けられる。異常行動には全身泥だらけになる、道に迷う、馬糞を食う、コヤシダメに入るなど多岐にわたる。なかでも失踪がとくに多く、捜索の規模は家族だけのものから集落や村全体でおこなったものまでさまざまであった。人を化かすのはキツネだけでなく、マメコウと呼ぶアナグマやクセコウと呼ぶタヌキもいるが、圧倒的にキツネが多い。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
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むつ市の伝承
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