眉に唾して越える松ヶ崎の坂
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
脇野沢では、キツネによく騙される場所は畑と坂だと考えられていた。畑は人家の近くではなく、小沢でいえば口広、二股、太郎兵衛の沢の一帯や栗木平のように、歩いて三十分ほどかかる遠い畑である。年寄りはそうした場所へ仕事に行く前や山に入る前に、必ず眉に唾をつける習慣であった。坂ではとくに松ヶ崎が有名で、脇野沢側の七曲りの坂、小沢側の石神坂ではよく騙されている。松ヶ崎を夜歩くときには目を臥せて歩けといわれるのはこのためである。化かされる時刻は夕方や夜間が多かったという。
原典より
キツネに化かされやすい場所というのがあったようである。—— 脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
脇野沢村史 民俗編――伝説と世間話・キツネ伝承(脇野沢村(編)・脇野沢村史・自治体史(民俗))
『脇野沢村史 民俗編』第七章・口承文芸所収の伝説と世間話。青森県下北半島・脇野沢村の口承を採録する。脇野沢を七地域に分けて語る地名起源伝説、子供を脅す妖怪モコ・ジョジョ、海に現れる亡者船、そして数多く語られるキツネ伝承を中心とする。
種別から探す
むつ市の伝承
広告枠(AdSense)