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谷を越えた者に因む越田和

所在地福島県田村市船引町南移越田和
年代不明
登場坂上田村麻呂、山の内の人々
出典船引町史 民俗編――昔話と伝説

どんな伝承か

坂上田村麻呂が横道の伊母礼沢にこもる賊を征伐に来たとき、山の内から五、六人の人々が谷を越え、山を越えて伊母礼沢へ向かった。その山越えの姿が飛ぶ鳥のようであったので、田村麻呂は「よくぞ谷を越えた」といって、この地を越田和と名付けたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

船引町史 民俗編――昔話と伝説(船引町(編)・船引町史)

『船引町史 民俗編――昔話と伝説』は、船引町が編んだ町史民俗編のうち、第十一章「昔話と伝説」を収めたものである。昭和五十三年春から町内を回って集めた昔話を話者の名を添えて土地の言葉のまま載せ、坂上田村麻呂や安倍貞任にまつわる地名・社寺の由来など町内の伝説を併せて記す。第一節では語り収めの句、葉煙草ののし作業を語りの座とした伝承の環境、語り手の系譜を論じ、第二節では伝説を自然・歴史・宗教の三つに分けて紹介する。

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