薪と一緒に大岩を運んだ大長兵衛
どんな伝承か
昔、三九郎の大長兵衛という怪力の男がいた。ある時、尾花の山から薪七十束を運んだが、その中に大きな岩を入れて持ち帰ったという。その岩が、いまも別司用水路に橋として架かっている、重さ九百キロほどもある大岩だと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。