中村の移住で開かれた新田から新出へ
どんな伝承か
新出は、以前は新田と称した。上河端・下河端の中間にあった「中村」が後世、西部の中塚河原地の高所に転居し、土地を開墾して新田と呼び、やがて新出ととなえるようになったという。明治四年には上河端と新出が合併し、同九年に土地の測量をして七十三字となった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。