佐々木高綱ゆかりと伝わる鎧兜
どんな伝承か
尾花町の佐々木四郎兵衛家には、昔から立派な鎧・兜・刀があった。これらは折立の称名寺から持って来たものだと伝えられ、佐々木四郎高綱と何かゆかりのある品とされていたという。しかし鎧と兜は不幸にも失われてしまい、刀は武生の某家に預けたというが、その刀も今はなくなっているとのことである。家に残されていた武具が高綱ゆかりの遺物として語り伝えられてきたものの、いずれも今はその所在を知る者がない。
原典より
佐々木四郎兵衛家には、昔からりっぱな鎧・兜・刀があった。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。