朝倉貞景が寄進した真宗寺の旧地
どんな伝承か
鯖江市橋立町に寺屋敷と呼ばれる地がある。真宗寺第八代住職順覚の時代、明応二年六月十三日に、一乗谷城主朝倉弾正左衛門貞景から歴代の墓所として、大縄場五反七畝十歩が寄進除地となった。弘治元年から寺を福井へ移したため、この寺屋敷は真宗寺の旧地跡として、墓所とともに今も残っている。真宗寺はその後、福井市尾上町からさらに神明地区西鳥羽へ移り、住職は第二十四代佐々木勝順に至っているという。
原典より
真宗寺第八代住職順覚時代の明応二年六月十三日、一乗谷城主朝倉弾正左衛門貞景公から歴代の墓所として、大縄場五反七畝十歩が寄進除地となった。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史)
『鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説』は、福井県鯖江市の市史のうち、史料編第一巻の民俗編にあたる巻である。市内の各町に伝わる伝説を、町名を添えて収め、泰澄・親鸞・弁慶にまつわる木や岩、山姥やてんぐ、たたりのある一本杉、地名の由来を記す古文書の写しなどを載せる。自然物・岩石・動物・家屋敷・城跡・道・橋・寺院・塚墓・人物・事件の項に分け、後半には昔話・笑い話・果なし話と田植え唄などの民謡を置く。