三崎峠の手長足長とムヤモヤの鳥
どんな伝承か
鳥海山の噴火による煙霧をムヤモヤとも称し、邪心のある者はこの煙霧に巻かれて窒息死するといい、そこから有耶無耶の名が出たともいわれる。また三崎峠には手長足長と呼ばれる悪鬼が現れて通行人を苦しめたと伝えられる。近くのトヤトヤ森の鳥が「ムヤ」と鳴けば無事に通ることができ、「モヤ」と鳴けば災難に遭うと語り継がれてきたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。