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竜巻に数珠を投げた呑竜上人

所在地群馬県太田市牛沢町(大光院)
年代伝承(口承)
登場呑竜上人、源次郎、清水主税、呑竜にかくまわれた男、伝承者
出典日本伝説大系 第4巻

どんな伝承か

呑竜は武蔵の生まれで、六つ七つの頃に江戸の増上寺へ入り、はじめは曇竜と名乗った。太田の大光院へ来て間もない頃、数日続いた大嵐の果てにすさまじい竜巻が町を襲う。曇竜は庭先で祈祷したが効かず、竜巻に向かって水晶の数珠を投げつけると、大きな竜が落ちたという。竜の落ちた地が竜舞で、これを機に名を呑竜と改めた。のちに、病の母へ禁制の鶴の生き血を飲ませた源次郎が追手から逃れて寺へ駆け込むと、呑竜は町の人々に守られながら屋根伝いに逃がして救ったと伝わる。

原典より

六つか七つのときに、江戸の芝増上寺の小坊主になった。—— 日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第4巻』は、日本の伝説を話型ごとに集成した叢書『日本伝説大系』の一冊である。茨城・栃木・群馬の三県に伝わる伝説を、男体・赤城の神争いや榛名湖の入水譚、平将門・源義家・親鸞・弘法大師などの事跡、河童・竜宮・長者・石・姥捨・九十九谷などの話型ごとに収める。各項は代表となる伝承地の話を掲げ、〔類話〕に各地の聞き書きを伝承者名や出典とともに並べ、〔文献〕に縁起・地誌などの古記録を抄出し、柳田・高木による話型名を添える。

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