百合若大臣
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どんな伝承か
甘楽郡妙義町に伝わる百合若大臣の話。百合若大臣は有り余る力を試そうと、大木を根こぎにし、大岩を揚げ、大石を差し上げてみたが意に満たない。腕試しには弓を引くのが一番だと考え、大きな弓と太い長い矢を持って妙義山を望む野をさまよった。ふと頭を上げたとき、天空を摩する妙義の峰の姿が目に入り、その雄姿が小癪に障ったので、射倒してくれようと弓を引きしぼって放った。矢は唸りを生じて飛び、岩山に当たって大きな穴を穿ち、なおも向こうへ飛んだ。これが百合若大臣射抜きの岩穴である。中仙道の道端には大臣の足痕という石があり、妙義神社の神馬殿には長さ五尺ほどの鉄の弓と矢が奉納され、百合若大臣の弓矢だという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第4巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第4巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全89話(栃木・群馬・茨城=北関東)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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富岡市の伝承
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