嵐に落ちた鷹の緑丸
どんな伝承か
百合若大臣は平安時代、天子の命を受けて飛島に棲む賊を討つために島へ渡った人物であるという。都に残された妻は夫の身を案じ、鷹の緑丸を放って消息を知ろうとした。妻は紙と筆を緑丸の足に結んで放ったが、緑丸は激しい嵐にあって海に落ちて死んでしまう。のちに百合若は流れついた鷹の羽を見て、緑丸の死を知ったと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。