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万寿の大高浪に崩れた鴨島

所在地島根県益田市高津町(鴨島)
年代伝承(口承)
登場柿本人麿、歌人
出典日本伝説大系 第11巻

どんな伝承か

この文献は、鴨島も水嶋もともに後一条院の御代、万寿三年五月二十三日の大高浪で崩れたと記す。御社をはじめ人丸寺も民家もみな退転し、わずかに御神体ばかりが島の二股の松に乗って流れ、今松崎という所へ寄られたので、この地を松崎と呼ぶのだという。人丸公の卒去した神亀元年から万寿三年までは三百三年に及ぶとも記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第11巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第11巻』は、山陰の鳥取・島根両県の伝説を集めた日本伝説大系の一巻である。矮姫による穀物の伝来、大山の山くらべ、伯耆の白兎、雲州皿屋敷、七尋女房、牛鬼、隠岐の後鳥羽上皇などを、伝承地を明記した口承の例話で示し、類話と近世以降の文献を添える。「文化叙事伝説」「自然説明伝説」の部に分けて話ごとに番号を付し、凡例のとおり例話・類話・文献・参考の順に並べ、多くの話に高木・柳田による伝説名を添える。

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