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木原山の城と為朝の遺跡

所在地熊本県熊本市南区富合町木原(木原山)
年代伝承(口承)
登場源為朝、源為義、阿蘇忠国、木原山に城を築いたと伝わる武将、為朝の父、為朝の案内をした肥後の神官の子
出典日本伝説大系 第14巻

どんな伝承か

『肥後国誌』は木原山を雁廻山とも呼び、宇土郡との境で山の半ばは宇土の佐野村だと記す。四方どこから見ても同じ姿の仙居の地で、山中の午時水は大慈寺十景に数えられる。昔ここに鎮西八郎為朝が城を構え、飛ぶ雁を射落としたため、今もこの峰の上では雁が列を乱して飛ぶという。山中には為朝が礫に投げたと伝える大石も残る。木原城跡は、仁平のころ鎮西へ下った為朝が九州を平らげて築き、住んだ城だとされる。為朝は為義の八男で、父がその強暴を憎み、十三歳の仁平二年三月に鎮西へ追い下した。豊後に着いた為朝は阿蘇の忠国を案内に各地を攻め、みずから鎮西八郎と称したという。城跡の裏の谷の岩穴は、在城のとき兵糧を蓄えた跡だという。

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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