三弥長者
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どんな伝承か
日向の国に三弥という大金持ちがいた。若い頃、友と行商をしていた三弥は、高千穂へ向かう途中、木陰で休んだ。眠った友の鼻の穴から一匹の蜜蜂が出て山を越え、しばらくして戻り鼻に入った。目覚めた友が『山の谷間に黄金がある夢を見た』と言うので、三弥はその夢を金を出して買った。四、五日後、三弥は谷を探して立派な金山を見つけ、三弥長者と呼ばれる身分になった。だが金を狙う殿様に、ガラス張りの天井を足で指したのを口実に手打ちにされ、後に金山も地震で全滅したという。
原典より
昔むかし、日向の国に三弥という大金持が居りました。—— 日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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