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地名だけ残る関下の古関

所在地福島県郡山市西田町土棚関下
年代寛文七年
登場—
出典郡山の伝説

どんな伝承か

西田町の土棚の関下に、関所の跡がある。昔、いつの頃か分からないが、国境のために関が置かれたという。その関所はやがて廃されたが、関下という地名だけが残された。寛文七年に検地があったとき、藩の役人は、なぜここに関の字があるのか、関所でもないのに関を使ってはならない、土地の名を改めよと命じた。しかし村民は一同で、昔の関跡であるからどうしても地名として残したいと願い出て、特に藩の許しをもらったと伝えられている。

原典より

西田町の土棚の関下に関所跡がある。—— 郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

郡山の伝説(郡山市教育委員会(編)・大島建彦(監修)・ふるさとの文化財調査事業・1986年(昭和61年))

『郡山の伝説』は、郡山市教育委員会が大島建彦の監修を受けて昭和六十一年に編んだ伝説集である。昭和五十九年度の「ふるさとの文化財調査事業」で調査員が市内全域から採集した伝説を中心に、郷土誌などで補った話を収め、采女伝説や坂上田村麻呂・源義家・弘法大師にまつわる話が多い。『日本伝説名彙』にならって木・石岩・水・塚・坂峠山・祠堂・家村・祭礼行事の部に分け、各話に伝承地と報告者名を添え、巻頭に監修者の解説を置く。

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