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弘法大師の呪いで石になった峠の饅頭

所在地山梨県韮崎市(饅頭峠)
年代伝承(弘法大師の時代)
登場弘法大師
出典韮崎市の民話伝説

どんな伝承か

饅頭峠は昔から、逸見や武川筋の人々が御岳の金桜神社へ参る道として行き来があった。峠の茶店では老婆が饅頭を売っていた。ある日、粗末な身なりの托鉢僧が来て、空腹のあまり饅頭を一つ恵んでほしいと頼んだが、老婆はこれは石だから食べられないとそっけなく断った。僧は怒って何か呪文を唱えながら去り、茶店の饅頭はすべて石に変わってしまった。この僧は弘法大師だったと伝わる。峠にある饅頭石がそれだといい、黄色い土の塊の中に黒土が餡のように入っている。

原典より

饅頭峠は昔から、逸見や武川筋の御岳金桜神社参道として、人々の往復があった。—— 韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

韮崎市の民話伝説(韮崎市教育委員会・1967年(昭和42年))

『韮崎市の民話伝説』は、韮崎市教育委員会が昭和四十二年に発行した民話・伝説集である。韮崎・円野・中田・穴山・藤井・神山・穂坂・清哲・旭・大草・竜岡の十一町で民俗資料調査員が集めた百六十八話を収め、武田信玄・勝頼や鎮西八郎為朝、弘法大師の話、山の神のたたりや化かされた話などに話者名や『裏見寒話』などの出典を添える。巻頭に昔話と伝説の解説を置き、本文を木・石・水・塚・坂峠・山・谷沢・屋敷跡城址・祠堂・その他の十部に分ける。

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