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瘧を癒す辻斬りの神・甚内様

所在地東京都台東区浅草向柳原(永護霊神)
年代慶長十八年
登場高坂甚内、宮本武蔵、甚内の師
出典江戸傳説

どんな伝承か

瘧の神様として知られる甚内様は、正しくは永護霊神という。震災で焼けたのち、土地の有志が浅草向柳原二丁目の元の場所に再建した。祀られているのは辻斬強盗で名を馳せた高坂甚内である。甚内は幼くして孤児となり宮本武蔵に拾われて剣を仕込まれたが、放蕩から辻斬を重ねて破門され、高尾山の飯縄権現堂で日本一の盗賊たらんことを祈ったという。東海道や江戸で掠奪を続けたものの、瘧に臥せっているところを捕らえられ、慶長十八年八月二日、鳥越明神際の刑場で磔になった。同じ病に悩む者を必ず癒すと叫んで果てたと伝わる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

江戸傳説(佐藤隆三)

佐藤隆三編『江戸傳説』を全42話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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