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斬られて血を流した東岸寺の身代わり地蔵

所在地福岡県北九州市小倉北区片野一丁目(東岸寺)
年代伝承
登場小倉藩家臣夫妻
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

小倉北区片野一丁目の東岸寺の境内には、身代わり地蔵と呼ばれる地蔵がある。小倉藩の家臣の妻が夜ごと外出するので、不義を疑った夫が寺の門から出てきた妻を袈裟がけに斬りつけ、急いで家に帰ると、妻は先に戻っていた。驚いた夫が門前に引き返すと血が流れており、その跡をたどると地蔵が斬られて切り口から血を流していたという伝説である。寺はもと米町にあった。片野新町には毎月二十一日に集まってお大師様の命日の法会を開く二十人余りの集まりがあり、この人たちが地蔵を守っている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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