板碑の立つ今光丘地蔵堂
どんな伝承か
今光丘地蔵堂は、旧藤ノ木村の庄屋であった副田家の西隣にあたる、若松区今光一丁目二四にある。堂内には、合掌して蓮華に座している二体の仏像が安置されている。境内には長禄四年の銘をもつ板碑が立っている。江戸後期の国学者青柳種信の「回村記」には、この地蔵堂が松林の中にまつられてあったと記録されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。