島郷四国の札所となる藤ノ元地蔵堂
どんな伝承か
今光藤ノ元地蔵堂は、今光東公園の山手、若松区今光二丁目二三にある。近くには、村長であった大藤左京亮武継の墓や、自然石の古い墓がたくさんあり、この地蔵堂も年代の古いものである。島郷四国二十六番の札所でもある。このほか藤ノ木には、島郷四国五十三番の唐戸地蔵(宮丸二丁目三)や、稲荷大明神と地蔵をあわせてまつる百合野地蔵(赤島町)などがある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。