トップ > 福岡県の伝承 > 北九州市

移すと悪夢を見せるこく地蔵

所在地福岡県北九州市戸畑区天籟寺(こく地蔵)
年代宝暦九年(一七五九)
登場安田藤右衛門
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

天籟寺の安田藤右衛門宅の内にある地蔵は、「こく地蔵さん」と呼ばれている。先祖から伝わったものだとかで、宝暦九年卯六月三日の刻字がある。はったい粉を供えて参ると、咳の病に霊験があるという。同家では、畑の隅ではもったいないと近くのお堂の横へ移したが、その後、悪夢に悩まされるようになったので、また元の位置に戻したという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

種別から探す

咳悪夢

北九州市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『北九州市史 民俗』の伝承