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地獄極楽図を開く長浜の閻魔祭

所在地福岡県北九州市小倉北区長浜(引接庵)
年代安政二年制作・八月十六日
登場村田応成
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

北九州市小倉北区の長浜では、閻魔の縁日にあたる八月十六日、引接庵の閻魔堂で閻魔祭が営まれる。この日は円山派の画家村田応成が安政二年に描いた地獄極楽の図絵が開かれ、小倉の町からも多くの人が詣でた。長浜浦の子供は誰もがこの絵を拝んで育ったという。祭りには閻魔堂の信者や各丁の代表が集まり、浦をあげての行事となる。かつては夜店が立ち、踊りも催されて大いににぎわった。堂はもと六地蔵とともに西ノ丁にあったが、いまは東ノ丁へ移されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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