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熊手の興玉神と馬の足音

所在地福岡県北九州市八幡西区大字熊手(興玉神)
年代永禄八年(一五六五)
登場—
出典北九州市史 民俗

どんな伝承か

北九州市八幡西区の熊手には興玉神がまつられている。筑前六宿街道のうち黒崎宿の整備にともない、永禄八年に行路安全の神として祀られたものだという。一説には、深夜になるとこの付近に馬の足音が毎夜のように続くので住民が恐怖におののき、その悪魔を退散させるために勧請したとも伝えられている。祭日は九月九日で、岡田神社の神職の手によって祭事が行われ、そのあとは夜遅くまで参列者による直会がある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)

『北九州市史 民俗』は、北九州市が編んだ市史の民俗編である。ここに収めるのはその第三編「信仰伝承」第一章「信仰」の第二節以降で、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の各区に伝わる聖地と忌地、神仏信仰、神事と法会、巡礼、巫者・祈禱師、信仰集団、狐憑きや犬神などの憑霊・霊異現象を記す。節ごとに地区と地名を挙げて事例を並べる編み方で、祟る石や産女石、落人の墓なども忌地の項に見える。

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悪魔退散勧請

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