斥候の松
どんな伝承か
高さ十六メートルの黒松の大木で、足利義明の小弓御所の物見に使われたとも、生実城主原胤栄が本多忠勝と戦った際にこの木に上って敵を偵察したとも伝え、物見の松・傘松と呼ばれた。昭和五十五年に伐採された。
原典より
黒松の大木で高さ十六メートル・目通り幹周り五メートル。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。五十余りの短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。