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落人村

所在地埼玉県蕨市中央
年代保元・平治の乱のころ
登場金子右馬之助家忠一族、金子亀吉、潮地悦三郎、金子本家の分家、資料提供者
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

大職冠藤原鎌足の後胤、二十七世金子右馬之助家忠の一族は、保元・平治の乱を避け、ある親王を奉じて蕨元村、本村(上蕨村・法華田町ともいう)へ落ちのび、蕨地方開発の祖となったという。金子本家は江戸時代に上蕨の組頭を勤め「甚兵衛お頭」と呼ばれたが、明治初年の地租改正後に絶家した。屋敷跡は国道十七号線の東西にまたがる広大なもので、本家屋敷地の南側には分家金子亀吉家があり、同家に接して八幡社が勧請されていた。この八幡社は表向きは八幡社でも普通の八幡様ではなく、金子家忠らが囲い申し上げた某親王を祭ったものという。

原典より

大職冠藤原鎌足の後胤、二十七世金子右馬之助家忠一族は、保元・平治の乱を避け、その親王を奉じて、蕨元村、本村(もとむら・ほんむら・上蕨村・法華田町ともいう)に落ちのび、蕨地方開発の祖となったという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))

韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。

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