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矢颪

所在地埼玉県飯能市大字矢颪(征矢社)
年代伝承
登場
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

飯能市矢颪の地名伝説。ここから矢を射ると、その矢は前方を貫いて征矢社の付近に落ちたという。そこでその地に征矢社が祀られ、矢を射た地は矢颪、矢が貫いていったところは前ヶ貫という地名になって残ったと伝わる。『新記』巻二四四に載る話で、編者はこの地名伝説を巨人にまつわるものであろうとみている。なお入間の地名伝説では、天に現れた二つの太陽の一つを武人が射たとき、その矢の落ちた地が今の飯能市の矢颪であるといい、そこには征矢明神が祀られているという。

原典より

矢颪の地名伝説によると、ここから矢を射ると、その矢は前方を貫いて征矢社の付近に落ちた。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成・昭和40年代刊(中巻・歴史伝説))

韮塚一三郎『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』(歴史伝説の巻)を全608話・伝説(土地別の異伝)単位で収録(<解説>・[参考]・和歌・注は本文に内包)。埼玉県下の歴史伝説(塚・城址・古戦場・武将〈新田義貞・畠山重忠・太田道灌ら〉・史跡・寺社縁起等)を、所在地(市町村・字・社寺)と出典(新編武蔵風土記稿・各市町村史等)を付して体系的に集成した中巻。

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